リンクをクリックするとEdgeが開くけれど、普段使うChromeで開きたい。そんなときは、Windows 11の「既定のアプリ」からGoogle Chromeを選び、「既定値に設定」を押します。
これは「Webリンクを開くブラウザー」を決める設定です。Chromeを起動したときにYahoo!を表示する設定とは別なので、目的を分けて進めましょう。
対象はWindows 11のパソコンです。2026年10月29日にMicrosoft・Googleの公式情報を確認しています。Windowsの更新状況により、ボタン名や表示位置が異なる場合があります。
Windows 11の既定ブラウザーをChromeに変更する
あらかじめChromeがパソコンに入っていることを確認してください。ここではWindowsの設定を使うため、ChromeとEdgeのどちらを開いていても進められます。
- 「スタート」から「設定」を開く。画面下のWindowsマークをクリックし、歯車の「設定」を選びます。
- 「アプリ」→「既定のアプリ」を開く。「インストールされているアプリ」ではなく、既定のアプリを選びます。
- アプリ一覧の検索欄に「Chrome」と入力する。ファイルの種類を探す欄ではなく、アプリ名を探す欄を使います。
- 「Google Chrome」を選択する。Chromeが受け持つファイルやリンクの種類を設定する画面が開きます。
- 画面上部の「既定値に設定」をクリックする。「Google Chromeを既定ブラウザーにする」の横にあるボタンです。「既定に設定」などの表記になっている場合もあります。
操作の根拠:Google公式「Chromeを既定のブラウザにする」
Chromeが一覧に出ない場合は、まだインストールされていない可能性があります。スタートメニューでChromeを検索して確認し、未導入ならGoogle公式サイトからインストールしてください。会社や学校のPCでは先に管理者へ確認します。
変更できたか確認する
同じGoogle Chromeの設定画面を下へ進み、リンクの種類の「HTTP」と「HTTPS」がGoogle Chromeになっているかを確認します。これらは通常のWebページを開くときに使う種類です。
確認すること:HTTP・HTTPSの割り当てがChromeになっていること。そのうえで、普段使うアプリからWebリンクを開き、Chromeが起動するか確かめます。特定のアプリだけEdgeで開く場合は、下の確認へ進んでください。
Edgeを開いた状態で、そのページ内のリンクをクリックするだけでは確認になりません。Edge内での閲覧を続ける操作と、Windowsがリンクを開くアプリを選ぶ操作は異なるためです。
変更したのにEdgeで開くときの確認
通常のリンクがEdgeで開く場合
Windowsの「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」を開き直します。HTTP・HTTPSの割り当てがEdgeのままなら、それぞれの種類を選び、Google Chromeへ変更します。変更後は、問題が起きていたアプリからもう一度リンクを開いてください。
最初からすべての拡張子を変更する必要はありません。「どこから開いたか」と「何を開いたか」を一つずつ分けると、確認箇所を絞れます。
Chromeを既定にしたあとも、Edgeで許可していたサイトから通知が届く場合があります。リンクの行き先とは別なので、画面右下のサイト通知を止める方法で、送信元の通知権限を確認してください。
PDFだけEdgeで開く場合
PDFを開くアプリは、Webリンクとは別に指定できます。既定ブラウザーを変更しても、すべてのファイル形式が一律にChromeへ変わるとは限りません。
保存済みのPDFをChromeで開きたい場合は、「既定のアプリ」のファイルの種類を探す欄に「.pdf」と入力し、現在のアプリを選んでGoogle Chromeに変更します。PDFを専用アプリで読みたい場合は、その設定のままで構いません。
ファイルの種類・リンクの種類ごとの変更方法は、Microsoft公式「Windowsで既定のアプリを変更する」でも案内されています。
Windowsの機能や特定アプリからのリンクだけEdgeになる場合
Windowsの機能やアプリから開くリンクには、通常のWebリンクとは別に、Edgeを指定する形式が使われる場合があります。Microsoftは、microsoft-edge:という形式では既定ブラウザーにかかわらずEdgeを起動できると説明しています。
一部のリンクだけEdgeで開いても、既定ブラウザーの変更が失敗したとは限りません。まずHTTP・HTTPSの設定を確認し、特定アプリだけで起きる場合は、そのアプリのリンク設定や公式ヘルプも確認しましょう。出典:Microsoft Learn「既定のWindowsアプリをURIで起動する」
会社・学校のパソコンで変更できない場合
ボタンが操作できない、変更しても元に戻る場合は、組織の管理設定が関係している可能性があります。Chromeのメニューに「組織によって管理されています」と出る場合は、管理対象かどうかも確認できます。
業務用PCでは、制限を解除するために管理設定やレジストリを変更せず、「Chromeを既定にしたい」「このアプリからだけEdgeが開く」と管理者へ相談してください。参考:Google公式「Chromeブラウザが管理対象かどうかを確認する」
Yahoo!の表示・起動ページとは何が違う?
| したいこと | 変更する設定 |
|---|---|
| リンクをChromeで開く | Windowsの「既定のアプリ」 |
| Chromeの起動時にYahoo!を開く | Chromeの「起動時」 |
| ホームボタンを押すとYahoo!を開く | Chromeのホームボタンの設定 |
| 保存したPDFを別のアプリで開く | Windowsの「.pdf」の既定のアプリ |
Yahoo!はブラウザーの名前ではなく、ChromeやEdgeで表示するWebサイトです。「Yahoo!をいつも表示したい」という目的なら、Yahoo!をホームページに設定する方法で、起動時とホームボタンのどちらを設定するか選んでください。
既定ブラウザーをEdgeに戻す方法
- Windowsの「設定」→「アプリ」→「既定のアプリ」を開きます。
- アプリ一覧から「Microsoft Edge」を選びます。
- 「Microsoft Edgeを既定のブラウザーにする」の横にある「既定に設定」をクリックします。
戻したあとも、PDFなど個別に変更した項目は必要に応じて確認してください。ブラウザーの使い分けは後から変更できます。