画面の右下に、知らないサイトから広告や「ウイルスを検出」といった通知が出る場合は、Edge・Chromeで許可したサイト通知を確認します。通知を送っているサイトをブロックすれば、そのサイトからの通知を止められます。
まず通知の送信元を見て、EdgeとChromeのどちらから出ているかを確認してください。ブラウザのタブが勝手に開く現象は、別の設定を調べます。
Windows 11のパソコン向けです。2026年10月29日にGoogle・Microsoftの公式情報を確認しました。ブラウザの版によって項目名や配置が異なる場合があります。
最初に確認:サイト通知と「勝手に開くページ」は別
対処する場所を間違えないよう、どこに、何という送信元で表示されるかを確かめます。通知の本文や「今すぐ確認」ボタンを押す必要はありません。
| 表示のしかた | 最初に確認するところ |
|---|---|
| 右下の小さな枠にEdge・Chromeやサイトの名前が出る | ブラウザのサイト通知。この記事のEdge/Chromeの手順へ。 |
| ブラウザ内に別のタブやウィンドウが開く | ポップアップ、リダイレクト、拡張機能など。通知設定とは別です。 |
| Chromeを起動するたび、同じ不要なページが開く | Chromeの起動設定と拡張機能の確認手順を使います。 |
| Windows セキュリティや導入済みの対策ソフトから出る | そのアプリをスタートメニューから開き、検出内容を確認します。サイト通知と決めつけません。 |
Windows 11ではWindowsキー+Nで通知センターを開けます。通知が残っていれば、アプリ名や送信元のドメイン名を確認する手がかりになります。見た目や有名企業のロゴだけで、正規の通知かどうかは判断できません。
通知に電話番号や支払いの要求がある場合は、その案内に従う前に、利用中の製品の公式サイトから確認してください。Microsoftは、正規のMicrosoftのエラーメッセージに電話をかけさせる番号を載せないと案内しています。通知の表示だけで感染の有無を断定することもできません。
Microsoft Edgeのサイト通知を止める
Edgeでは、問題のサイトだけを選んで「通知」をブロックできます。不審なサイトを開き直さず、設定画面から操作しましょう。
- Edgeの右上にある「…」→「設定」を開きます。
- 「プライバシー、検索、サービス」→「サイトのアクセス許可」→「すべてのサイト」へ進みます。旧画面では「Cookieとサイトのアクセス許可」という項目にまとまっている場合があります。
- 通知で確認したドメイン名を探し、そのサイトの設定を開きます。検索欄があればサイト名で絞り込みます。
- 「通知」を「ブロック」にします。表示の似た別サイトではなく、通知の送信元と一致する項目を選んでください。
メニューが見つからない場合は、Edgeの設定内にある検索欄で「通知」を探します。通知の許可一覧が表示される版では、対象サイトのメニューから「ブロック」を選ぶ方法でも変更できます。
対象サイトの通知権限が「ブロック」になっていることを確認します。通知センターに残っている過去の通知は、別途閉じてください。古い表示が残ることと、新しい通知が届くことは別です。
Microsoftの案内では、許可したWebサイトの通知はEdgeを閉じていても表示される場合があります。「Edgeの画面を開いていないから、サイト通知ではない」とは限りません。
Google Chromeのサイト通知を止める
設定 → プライバシーとセキュリティ → サイトの設定 → 通知
- Chromeの右上「︙」→「設定」を開きます。
- 「プライバシーとセキュリティ」から「サイトの設定」へ進み、「通知」を開きます。
- 「通知の送信を許可するサイト」の一覧で、問題の送信元を探します。
- 対象サイトのメニューから「ブロック」を選びます。ブロック項目を選べない画面では、「通知の送信を許可しないサイト」の「追加」から、送信元のサイトアドレスを登録します。
設定画面を直接開く場合は、Chrome上部のアドレスバーに chrome://settings/content/notifications と入力してEnterキーを押します。Webページ内の検索欄ではなく、普段URLが表示される欄です。
「削除」と「ブロック」は同じではありません。許可を削除しただけでは、再訪問したときに通知の許可を求められることがあります。そのサイトから受け取りたくない場合は、ブロック状態になったことを確認してください。
対象サイトが「通知の送信を許可しないサイト」に入っているか、そのサイトの通知権限がブロックになっていることを確認します。Gmailや予定表など、必要な通知を送るサイトは残してかまいません。
ブロックしたのに通知が消えないとき
別のサイトや別のブラウザから届いていないか
似た名前のサイトが複数許可されていることがあります。新しく届いた通知の送信元を確認し、一致するサイトをブロックします。Chrome側を変更しても、Edge側の許可は別に残ります。同じブラウザを複数のプロフィールで使っている場合も、通知を送っているプロフィールの設定を確認してください。
Windowsの既定ブラウザーをChromeに変更しても、Edgeに許可した通知は別に残ります。普段開くブラウザではなく、通知に表示された送信元を確認しましょう。
一時的に、ブラウザ全体の通知を止めたいとき
Windowsの「設定」→「システム」→「通知」を開き、送信元一覧のEdgeまたはChromeの通知をオフにする方法があります。ただし、そのブラウザを通じた必要な通知も見えなくなります。問題のサイトを絞れたら、ブラウザ側でそのサイトをブロックし、Windows側の通知は必要に応じて戻すと管理しやすくなります。
送信元一覧に該当アプリがない場合は、名前の違いを確認し、先にブラウザ側のサイト設定を調べてください。Windows側の通知をオフにしても、サイトに与えた許可そのものを整理する操作にはなりません。
通知ではなく、ページや広告が開き続けている
新しいタブやウィンドウが開く場合は、ブラウザの「ポップアップとリダイレクト」の許可、最近追加した拡張機能、起動時のページを確認します。Chromeで勝手にページが開く場合は、症状に合わせてこちらの手順へ進んでください。
設定を変えても不審な表示が繰り返す、知らないアプリを入れてしまったといった場合は、Windows セキュリティなど、普段利用している信頼できる対策ソフトからスキャンします。通知に表示された「対策ソフト」のインストール先を、そのまま使わないようにしましょう。
よくある質問
通知の「×」を押すだけでは止まらないの?
閉じる操作は、その通知を画面から消すものです。サイトの通知権限が許可されたままだと、後から別の通知が届きます。継続して止めるには、送信元サイトをブロックします。
サイトをブロックすると、インターネットが使えなくなる?
ここで変えるのは、そのサイトの「通知」の許可です。インターネット接続や、すべてのサイトの閲覧を止める設定ではありません。必要なサイトを誤ってブロックした場合は、そのサイトの通知権限を「許可」に戻せます。
赤い警告を消すために、セーフブラウジングをオフにしていい?
サイト通知の停止に、ChromeのセーフブラウジングやEdgeのSmartScreenをオフにする必要はありません。ブラウザが危険なサイトへのアクセスを止める警告画面は、Webサイトから届く通知とは別です。