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イベントID 14(TPM)の非回復エラーを確認する順番とメーカーへ切り替える条件

イベントID 14(TPM)の意味

Microsoftのログ例にあるイベントID 14は、Systemログのソース(Provider)がTPMのエラーです。説明文にThe device driver for the Trusted Platform Module (TPM) encountered a non-recoverable error in the TPM hardwareとある場合、MicrosoftはTPMサービス(データ暗号化など)を使用できなくなる事象として説明しています。まずは、手元のログが同じソース、イベントID、説明文であることを確認してください。

このMicrosoft資料の対象はWindows 10の全エディションです。個別のPCでどの部品、設定、ファームウェアが原因かまでは特定していません。このイベントは原因の確定ではなく、切り分けの手掛かりです。イベントID 14だけで物理故障や特定の修正方法を断定しません。Windows 11や別Providerのログについても、この資料だけで同じ結論にはできません。

全般・詳細タブの読み方

全般表示では、ログ名がSystem、ソースがTPM、イベントIDが14であることと、Microsoftの例にある非回復エラーの説明文を照合します。例ではレベルはErrorです。説明文の末尾には、コンピューターの製造元へ連絡するよう案内があります。

詳細(XML)では、Microsoftの例にProvider Name="TPM"EventID=14Channel=SystemLevel=2が含まれます。EventDataにはlocationCodeDataの例もあります。ただし、この資料は各値の診断方法や値ごとの対処を説明していません。値を控えるのは手元のログを同じイベントとして照合するためであり、値だけから故障箇所を決めないでください。

同じ資料にはイベントID 17の別のログ例もあります。17はTPMコマンドを実行できなかったという別の説明文・フィールドを持つため、14と17があることだけから発生順序や原因関係を補いません。

原因切り分けと次の行動

手元で確認できた状況 Microsoft資料から確認できること 次の行動
System / TPM / Event ID 14 と説明文が一致する TPMサービス(データ暗号化など)を使用できなくなる事象として記載されている まずログの日時と説明文を保存し、更新状況を確認する
BitLocker、Modern Authentication、Next Generation Credentialsの利用に問題が出ている Microsoftはこれらの機能で問題が発生する症状を挙げている Event ID 14との時刻・内容の一致を確認してから、更新状況を確認する
ログのProvider、ID、説明文のいずれかが異なる この資料のEvent ID 14の例と同一とは確認できない この資料の手順を別イベントへ流用せず、実際のProviderとIDに対応する公式資料を探す
更新後も同じ事象が続く Microsoftはハードウェアベンダーまたはデバイス製造元への連絡を案内している PCの機種、ログ本文、控えた値を添えてメーカーへ相談する

変更前に確認する順番

最初は設定を消去・変更せず、イベントID 14のログ本文、日時、Provider、Channel、EventDataに出ている値を控えます。TPMサービスを使う機能で問題が起きている場合も、同じ時刻の正確なログをメーカーへ渡せるように残します。

次に、Microsoftが案内する最新のServicing Stack Update(SSU)と月例Cumulative Update(CU)がWindowsにインストールされているかを確認します。更新の成否やこのイベントへの効果を、このログだけから保証することはできません。

利用中のPCのメーカーサポートサイトに、対象機種向けのBIOSファームウェアまたはTPM Device Firmwareの更新がある場合は、Microsoft資料の案内どおり、メーカーが示す対象機種・前提条件・手順に従って検討します。ここでは汎用のBIOS更新手順やTPMを消去する操作は扱いません。更新が利用できない場合、または同じ事象が続く場合は、ハードウェアベンダーまたはデバイス製造元に診断を依頼します。

この資料だけで決めないこと

イベントID 14は、TPMデバイスの問題によってWindowsがTPMと通信・利用できなくなる事象を記録しますが、個別の故障部位、locationCodeDataの意味、TPMの消去や設定データの書き換えの可否までは、このMicrosoft資料で確認できません。根拠のない削除・初期化・設定変更を追加せず、メーカーの機種別案内か診断窓口へ切り替えてください。

参考情報

Error log of Trusted Platform Module (TPM) device driver - Windows Client | Microsoft Learn

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