オーディオ関連 ダイナミックマイク マイク

【マイクプリアンプ】SHURE SM7Bにおすすめの周辺機器【オーディオインターフェース】

2023年7月4日

SM7Bにおすすめの周辺機器

(2024年2月23日更新)

SHURE SM7Bにおすすめの周辺機器をご紹介します。

当サイトへお越しいただき、ありがとうございます。
SHURE SM7Bを始めて購入する、または購入したけど音が小さいという方に向けてSM7B関連アイテムのご紹介をします。
また、実際にこちらの記事を多くの方が読んで、購入を決断して下さっています。感謝申し上げます。

SM7Bは最高のマイク

私は数年前にSM7Bに手を出すかとても悩んで、購入を決めました。
なにせ、決して安くないマイクだからです。
結果として、通話でも相手に声や音を褒められることが増え、録音でもとても役に立っております。
今は買ってよかったと思います。そして何より品質、音質ともに満足しております。
今回はこのマイクに合うオーディオインターフェースや、SM7Bの後継機もご紹介します。

Cloudlifter CL-1 by Cloud Microphones クラウドマイクロフォン マイク プリアンプ

SM7Bマイクプリアンプを買わないと音が小さいです。

コンデンサーマイクではなく、ダイナミックマイクなので、口元に近づけないと音が小さい上に、

パソコンとマイクの間に「プリアンプ」と呼ばれる音量を増幅する機械を噛ませないと、音量が小さいのです。

そこで、私が使っているおすすめのプリアンプを紹介します。

これをオーディオインターフェイスとの間に噛ますと、自分の声が小さい問題が解消されます。
そこでこの製品をオススメいたします。
+25dB増加できます。

Cloud Microphones Cloudlifter CL-1 by Cloud Microphones クラウドマイクロフォン マイク プリアンプ
こちらの製品は私も使っておりますが、ホワイトノイズが入ることもなく非常にクリアな音質で大変気に入っております。
また、デザインもシンプルでかっこいいです。

ちなみに、正しい繋ぎ方は下記のとおりです。

パソコン→オーディオインターフェース→このプリアンプ→マイク
の順番です。つまり、オーディオインターフェースとマイクの間に噛ますわけですね。

よって、XLRケーブルが2本必要になります。
長さはオーディオインターフェースからマイクまでなので、一般的な使い方の方は短いので十分です。
2本ですから、0.5mを2本買えば1mになりますね。当然ですが、2倍の距離になるのでご注意ください。

オーディオケーブル/XLRケーブルはたくさんのメーカーから出ていますが、MOGAMI(モガミ)は日本の有名メーカーです。

モガミ電線株式会社です。とてもナチュラルな音が出ると言われています。定評があります。

私はあれこれ調べ回って最後にたどり着いたのはこのケーブルでした。音質に関しては好みの世界だと思いますが、こちらのケーブルの音は、味付けされてる感じがなく、SM7B本来の音質を発揮出ると感じました。

Elgato Wave Mic Arm LP 薄型デザインマイクアーム

「Elgato Wave Mic Arm LP 薄型デザインマイクアーム 」は非常にオススメのマイクアームです。

プリアンプとは直接関係ありませんが、ダイナミックマイクはコンデンサーマイクとは違い、

口とマイクを物理的に近づける必要があります。

少し離れてても声は拾ってくれますが、離れると音質が下がってしまい
せっかくの高音質SM7Bのメリットを潰してしまうことになります。

こちらのアームは動きがスムーズで前後に動かすのが非常に楽な上、上から吊り下げるアームと違って、

モニターの視界を遮らない素晴らしいアイテムです。

少し値は張りますが、十分にその価値があると思える、ベストバイアイテムです。

始めは正直高いなと思って買ったのですが、買って良かったなと思えるアイテムです。

アームの第二関節の手回しネジをちゃんと閉めれば、SM7Bの自重にも耐えられます。
アームを一番まっすぐ伸ばして、一番負担がかかる状態にしても耐えられます。

Amazonでもよく品切れになる大人気アームです。品切れになる前にぜひ手に入れてください。

ちょっとだけご紹介 他のオススメのマイクアームなど

別のマイクアームもご紹介してます。

他にもマイクアームをご紹介していますので、もしよろしければ御覧ください。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CSB1 マイクブースター

上記の2つが高いという場合は、こちらも安くてオススメです。

CLASSIC PRO ( クラシックプロ ) / CSB1 マイクブースター 商品の説明

ファンタム電源を利用してダイナミックマイクやパッシブ・リボンマイクの信号レベルを+26dB増幅することができるインライン・マイク・ブースターです。マイクだけでは十分なゲインが得られないとき、ノイズや歪みを増加させること無くクリーンに信号を増幅することができます。

■特徴
マイクの信号を+26dB増幅Cloudlifter CL-1より1db大きいですね)
・ダイナミックマイクやパッシブ・リボンマイクなどのゲインの低いマイクにご使用ください
・低ノイズ・低歪みのクリーンで安定したゲイン
スリムでコンパクトな設計と堅牢なメタルハウジング
・+48Vファンタム電源により駆動
※コンデンサーマイクにはご使用いただけません。(SM7BはダイナミックマイクなのでOKです。)

TRITON AUDIO トリトンオーディオ

読み飛ばしてもOK
SHURE公式によるアナウンス/公式サイトには60dBデシベル以上稼ぐように書かれています。(以下引用)

質問

SM7Bに適切なマイクプリアンプのゲインを教えてください。

答え

SM7(SM7A、SM7B)はダイナミック型マイクロホンです。一般的なダイナミックマイクの出力レベルは、一般的なコンデンサーマイクよりも低くなります。ダイナミック型のSM7の出力レベルはコンデンサー型のKSM44 (指向性=カーディオイド設定)と比べて28 dBも低くなります。
ナレーション録音用途でSM7に使用するプリアンプを選定する際、プリアンプのゲインが60 dB以上であることを確認してください。
理由としては、

  1. 約7.6cmの距離で発声される音声を想定した入力レベルである84dB SPLをSM7に入力した場合、SM7の出力レベルは-69dBVとなります。
  2. マイクプリアンプを使用してマイク信号を約0dBVのラインレベルまで増幅する必要があります。
  3. -69dBVのマイク信号をプリアンプゲイン+60dBで増幅すると-9 dBV相当の出力レベルが得られます。完全な0 dBV出力ではありませんが、ほとんどのラインレベル入力を持つ機器で運用可能な信号レベルになります。

昨今のマイクプリアンプ製品は、コンデンサーマイクの高い出力レベルを想定した設計が多いようです。よって40〜50 dBのゲインを持つマイクプリアンプやミキサーが一般的です。これではSM7のマイク信号​​をラインレベルに持ち上げるには不十分です。

接続用オーディオインターフェイス

SM7Bを接続するオーディオインターフェイスを探している方にオーディオインターフェイスもご紹介します。

RME Babyface Pro FS ベビーフェイス プロ エフエス
【ハイエンド】オーディオインターフェイス(オーディオ関係のプロの使用率が高い製品です。)

あの宇多田ヒカルさんご自宅で愛用されてるオーディオインターフェイスがこちらです。 

数々の音楽家に愛される最高峰のオーディインターフェース RME Babyface Pro(ベビーフェイスプロ)

2つのデジタル制御プリアンプ搭載で、個別に切り替え可能な48Vファンタム電源も搭載
新たに改良された回路は、1 dBステップで調整可能な76 dBのゲイン

(一般的なオーディインターフェースは50dB前後のため、こちらのベビーフェイスはクラウドリフターのような外部マイクプリアンプ無しでも十分な音量を稼げます。)

レンジとリレー駆動のPAD機能を備えます。これにより優れたEIN(等価入力ノイズ)性能やライン過負荷保護を提供し、レベルの小さなマイクロフォンを接続しても十分なゲインを提供します。

Babyface Pro(2015年発売)の後継機として5年ぶりの2020年に登場したBabyface Pro FS は最新で最強クラスのオーディオインターフェイスです。

高価なマイクを使うには高価なマイクプリアンプを実装した機材を使いたいところです。

そしてマイク入力の音質もさることながら、今後、オーディオ出力で聞く方のヘッドホンにもこだわった時に、最高クラスの
音楽を楽しめる
と考えると、納得の価格です。

非常に高額ですが、予算さえ許せば所有したい逸品です。これさえ持っていれば所有欲も満たされます。

SM7Bの質感と、BabyfaceProFSの美しいアルミ削り出しボディがデスクの上に置かれて、いつでも眺められるという絶景セットアップは大人のセットアップで素晴らしいものです。

ベリンガー2入力4出力 USBオーディオインターフェース UMC204HD U-PHORIA

こちらも1万円台のオーディオインターフェイスとしては非常に機能豊富で優秀なオーディオインターフェースです。

この価格帯でここまでの機能が盛り込まれた製品は珍しいです。

こちらも本体でゲインを上げられますが、筆者はこちらにクラウドリフターを繋いで使っておりました。

ボリュームのダイヤルを真ん中より少し上くらいにして、通話相手にちょうど良いと言われるくらいの音量感でした。

ヤマハ YAMAHA ライブストリーミングミキサー 3チャンネル ブラック AG03MK2

定番のAG03MK2です。

配信者におすすめできる機材です。現在人気過ぎて品薄です。

こちらとSM7Bの組み合わせですと、音量不足になりますので、上記のマイクプリアンプと組み合わせることをオススメします。

ちなみに上位機種のAG06も存在します。色々接続する予定がある方はそちらもオススメです。AG03の価格が高騰しすぎて

もはやAG06の方が安い場合がある現象が起きています。大は小を兼ねるでAG06も選択肢としていかがでしょうか。

AG06

AG06です。AG03がマイク1本に対してこちらはマイクが2本ささります。

ただしファンタム電源は1本のみなので、要注意です。マイク2本あるので二人で配信とかセッションできます。

ゲストを招待して、二人それぞれのマイクでトークセッション配信したい時や2本のマイクで音楽収録したい時などに便利です。

また、使わなくても端子が沢山付いている見た目がカッコイイ。という心くすぐられるデザインなので、そこを理由に選ぶのも賛成です。

スイッチの多さは浪漫ですし、いつか使うようになった時に助かりますね。

ローランド ブリッジキャスト 
BRIDGE CAST

これは強めのマイクプリアンプが内蔵されているので、これとSM7Bの2つだけでOKです。
逆にクラウドリフターのようなプリアンプは繋げないでください。
繋ぐとどうなるかというと、マイクが反応しません。実際に試しました。
ですので、間違ってもこのブリッジキャストとプリアンプは一緒に買わないようにしてください
繰り返しますが、ブリッジキャストだけでOKです。

内蔵プリアンプで十分に音量を稼げます。

筆者も買いましたので、後日レビューします。
2024/02/23 加筆中ですが、ざっくりとした紹介記事を書いております。

こちらはブリッジキャストの紹介記事です。



これはMIX機能が非常に優秀で、ゲームの音とボイチャの音を独立したツマミで個々に調整できるのが最高です。

また、配信者向けの機能満載で、自分だけは聞こえて、視聴者には聞こえない設定 なども可能です。

例えば、自分は音楽を聞きながらゲームをしているけれど、視聴者には聞こえない設定とか、その逆もしかり。

このインターフェイスは非常に優秀です。ちなみに白色もあります。

朗報 プリアンプ内臓の新型が登場しました。
SM7dB

朗報

なんと同じメーカーのSHUREからSM7Bの新作が発表されました。

その名も「SM7dB」

なんとこちらの製品は最初からプリアンプが内蔵されています

プリアンプが内蔵された為、これとケーブルとオーディオインターフェースだけ揃えれば大丈夫になりました。

これはとても嬉しいですね。これから買う人や、接続をスッキリさせたい人はこちらをオススメいたします。

ただし、デメリットとしては重量が更に重たくなったため、マイクアームの強度が低いと

マイクが垂れ下がってきます。ですので、しっかりとしたマイクアームを用意すると良いでしょう。

使わない時の保管におすすめ SM7B保管ケース

高級マイクを大切に扱いたい方へ

しばらく使わない間保管したい場合や、
引っ越しで持ち運びが必要になったり、イベント等でマイマイクを持ち運びたい方にオススメなケースがこちらです。

サイドポケットにケーブルを収納出来るのも良いですね。風防(マイクスポンジ)やマイク用三脚も収納出来ちゃいます。

仕様はこちらです。
内寸:22×15×11cm 外寸:23×16×12cm
重量:430g
ケース素材:EVA

注意喚起です。なんと中古は偽物が出回っています。

フリマアプリや某音楽機材サイトでSM7BやSHUREのマイクの偽物が出回っています

下記リンクが参考になります。
https://jp.mercari.com/item/m27779275449?utm_source=android&utm_medium=share&source_location=share

3万円少々でも偽物を掴まされた人の話も聞くので、フリマアプリ等でご購入される際には、誤って偽物を買ってしまわないように
十分ご注意ください。
悲しい思いはして欲しくないので、情報を共有させていただきます。

おわりに。SM7Bは最高のマイクです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

SM7Bはこの上なく所有欲を満たしてくれて、心から買ってよかったと思える

正真正銘の最高のダイナミックマイクです。

皆様もぜひお手にとって、その質感と音質を体感してみてはいかがでしょうか。

それでは、このあたりで失礼します。最後までお読み頂きありがとうございました。

プリアンプ内臓のSM7dBはこちら

もしよろしければブックマークをお願い申し上げます。
拙い記事でしたがお読みいただけて幸いです。

-オーディオ関連, ダイナミックマイク, マイク
-