パソコンの選び方 動画編集

動画編集に必要なパソコンスペックについて

2024年3月18日

こんにちは
お越しいただきありがとうございます。
こちらの記事では動画編集に必要なパソコンのスペックについて解説していきます。
それでは、さっそく見ていきましょう。

まず、あなたのやりたい動画編集とはどんな編集でしょうか

動画編集も様々なレベルがあります、

たとえば

・個人的なホームビデオを作りたい
・YouTubeに動画投稿したい
・副業として始めたい
・会社のSNS、広報を任された
・GoPro、ドローン、アクションカムの編集をしたい

などなど、多岐にわたります。
目的によってどの程度のPCが必要か変わります。
なのでまず、目的を明確にしましょう。

次に、動画編集ソフトを決める

次に、動画編集ソフトを決めましょう。

編集ソフトによっては簡単なパソコンで出来るものもあれば、高いパソコンのスペックが必要になるものもあります。

下記では、ざっくりと動画編集ソフトについて触れていきます。

初心者向けの入門用ソフト一覧

最近は色々なメーカーが動画編集ソフトを販売しています。

Google検索などで調べて上位に出てくるのは広告が多く、本当に知名度のあるソフトかどうか判断が難しい状況です。

そこで、ふりがな付きで有名なソフトをご紹いたします。

無料と有料に分けて記します。

無料の動画編集ソフト

・aviutl(エーブイアイユーティーエル)

・DaVinci Resolve(ダヴィンチ・リゾルブ)

・Clipchamp(クリップチャンプ)

有料の動画編集ソフト

・Filmola(フィモーラ)

・Adobe Premiere Pro(アドビプレミアプロ)

・EDIUS(エディウス)

編集する頻度はどれくらいか

頻繁に編集を行う方は待ち時間が少なくて済むハイスペックなパソコンをおすすめ致します。ハイスペックとは、パソコンの性能が高いという意味です。ミドルスペックが中間、ロースペックが低い性能となります。

月に数回編集する程度なら、ミドルスペックくらいでも問題ありません。

年に数回レベルになると、ローからミドルくらいでも良いと思います。ただし、性能が低すぎると時間がかかる以前の問題として、編集が行えない恐れがあるため、注意が必要です。

また、頻度は少なくても、4K高画質動画の長尺や、エフェクトを多用した編集の場合はハイスペックを推奨します。

編集頻度による選び方の指標

・毎日〜毎週行う→ハイスペックがおすすめ

・月に数回行う→ミドルスペックがおすすめ

・数ヶ月に1度行う→ローからミドルがおすすめ

いずれも、編集内容が難しければハイスペック推奨です。

動画編集パソコンのスペックの見方、選び方

重要なポイントは主に4点です。

・CPU
・メモリ
・グラフィックボード
・ストレージ

上記は優先順位順に並び替えても基本的に同じです。

CPUの重要性

動画編集において、CPUは最も重要なパーツの一つです。CPUの性能によって、動画編集の速度、快適性、処理能力が決まります。
ちなみにCPUの名前の一番最後に【F】がついているモデルは動画編集に適さないので、なるべく避けてください。
無くても問題ないですが、あったほうが動画編集が快適になります。今回は詳しい説明は割愛します。これから買う方は予算が許せば
F付きを買うと、動画編集が快適になるとだけ覚えておくといいでしょう。ちなみにどのくらい早くなるかと言うと、
なんと約5倍早くなります!繰り返します。動画編集におけるエンコードが5倍も早くなります。

CPUの性能が低い場合の悪影響

  • 動画編集が遅くなる
  • プレビューがカクカクする
  • エフェクトの適用に時間がかかる
  • ソフトが強制終了する(これが一番危険です。)

どのくらいのCPUが必要か

  • Full HD動画編集:
    • 最低限: Intel Core i5 / Ryzen 5
    • 快適な編集: Intel Core i7 / Ryzen 7
  • 4K動画編集:
    • 最低限: Intel Core i7 / Ryzen 7
    • 快適な編集: Intel Core i9 / Ryzen 9

      ただし、2023年以降のCorei5はかなり高性能になっており、4K編集もこなせるくらいの
      ハイスペックに進化を遂げております。絶対にi7である必要はありません。

よって、CPUはCorei5シリーズで良いでしょう。
ただし中古などでパソコンを買う場合、古いCore i5 で2018年モデル以前のCPUはそこまでパワーがないため、あまりお勧めできません。よって、2018年以降に発売されたパソコンを選ぶとよいでしょう。

メモリの重要性

メモリが不足すると以下のような問題が発生します。

メモリ不足の影響:

  • 動作が遅くなる
  • プレビュー(一時的な確認)がカクカクする
  • エフェクトの適用に時間がかかる
  • ソフトが強制終了する

一般的な目安としては、以下の通りです。

  • Full HDフルエイチディー動画編集:
    • 最低限: 8GB
    • 快適な編集: 16GB
  • 4K動画編集(最近はスマホでも4Kで撮影できます。)
    • 最低限: 16GB
    • 快適な編集: 32GB

ストレージの重要性

ストレージはいわゆるSSDやHDDのことです。
Cドライブと呼ぶ方もいます。そこのことです。

ストレージは動画の保存先、素材の読み込み先等として使います。
他の部品が早くても、ストレージが遅いと処理が遅くなります。

私のおすすめは編集ソフトや素材はメインストレージのSSDにして、
編集完了後の保管場所はHDDをおすすめしています。
もちろん予算のある方は2つ以上のSSDを使い分けてもよいでしょう。

よって、推奨するのはSSDです。
データの保管はHDDがおすすめです。

次の項目では、実際に買うべきパソコンの具体的なスペックの例をご紹介します。

動画編集にオススメのパソコンスペック、具体例

簡単な動画編集

たとえば、フルHD画質の動画編集や、短い編集、エフェクトなどをほとんど使わない
カット編集などがメインの場合。

CPU Corei5 (CPUの末尾にFがついているモデルは避けてください。)
メモリ 8GB
SSD 512GB
グラフィックボード 無くてもよい
(あると1.2倍~2倍ほど編集速度がはやくなる:速さはグラフィックボードや編集ソフトの能力によって左右される)

少しだけ難しいことにもチャレンジしたい動画編集の場合

・CPU Corei5~i7 (CPUの末尾にFがついているモデルは避けてください。)
・メモリ 8GB~16GB以上
・SSD 1TB以上
・グライフィックボード RTX3060以上推奨 これ以上数字の大きいグライフィックボードを買えば問題ありません。

本格的な動画編集の場合

・CPU Corei7以上
・メモリ16GB必須  Adobe After Effectsなどを使う場合は32GB以上推奨
・ストレージ1TB以上を2台以上(メインストレージ+素材用ストレージ)
・グライフィックボード RTX4070以上 VRAMが多いほど4K動画編集には効く

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