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Windowsパソコンの写真や書類をバックアップするなら、まず「保存するデータ量」と「PCのUSB端子」を確認しましょう。容量不足を避けたいからといって、最大速度が高い製品を選ぶ必要はありません。
この記事では、500GB・1TBの容量の決め方と、接続方法が異なる1TBの外付けSSDを2製品紹介します。メーカー公表仕様を比較した購入ガイドで、実機を測定したレビューではありません。
500GBと1TBは、残したいデータの量で選ぶ
写真・動画・書類など、保存したいフォルダーをエクスプローラーで選択し、右クリックの「プロパティ」で容量を調べます。PCに入っているSSDの容量と同じものを、必ず買う必要はありません。ファイルだけを残すのか、PC全体の復元用バックアップも作るのかで必要量は変わります。
| 使い方の例 | 候補 | 購入前の確認 |
|---|---|---|
| 書類と写真が中心で、保存対象は150GB程度 | 500GBから検討 | 今後増える分と、古い版を残す分にも余裕があるか |
| 写真・動画が増え、保存対象が400GB程度ある | 1TBから検討 | バックアップを何世代残すか。動画が増えるなら2TB以上も比較 |
| 複数台のPCや、大量の動画をまとめて保管 | 必要量を合算して判断 | 1TBに決め打ちせず、大容量HDDなどとも総額を比較 |
数値は容量を考えるための例で、すべての人に共通する基準ではありません。製品に表示される容量を丸ごとファイル保存に使えるわけでもないため、ぴったり使い切る計画は避けましょう。大量の動画を据え置きで保管する方は、大容量HDDを選ぶときの考え方も参考になります。
1TBの外付けSSDを、接続方法で比較する
USB-Aに直接挿して使いたいならバッファロー、USB-CのPCでも付属ケーブルで使いたいならT7 Shieldが候補です。価格差だけで決めず、端子の形と設置場所まで見て選んでください。
| 製品・国内向け型番 | 接続 | 公称読み込み速度 | 合う使い方 |
|---|---|---|---|
| バッファロー 1TB SSD-PUT1.0U3-B/N | USB-A直挿し USB 3.2 Gen 1 | 約430MB/s | ケーブルを増やさず、USB-AのPCへファイルをコピーしたい |
| Samsung T7 Shield 1TB MU-PE1T0S-IT/EC | 本体はUSB-C USB 3.2 Gen 2(10Gbps) | 最大1,050MB/s | USB-C/AのPCで使い分け、大きなファイルも扱いたい |
実際の転送速度は、PC・ケーブル・コピー元のドライブ・ファイルの大きさなどで変わります。表の数値どおりの時間でバックアップが終わることを保証するものではありません。
USB-Aへ直接挿すなら:バッファロー SSD-PUT1.0U3-B/N
ケーブルや別電源を用意せず使えるスティック型の1TB SSDです。出荷時のファイルシステムはNTFSで、Windows向けの保存先として検討しやすい構成です。仕様はバッファロー公式の製品ページで確認できます。
向いているのは、USB-A端子があり、写真や書類を定期的にコピーしたい方。一方、USB-CしかないPCへそのまま挿すことはできません。直挿し式なので端子からの出っ張りや、隣のUSB機器との間隔も確認してください。メーカーは在庫限定の案内を出しているため、購入時は販売元・新品か中古か・保証条件を見て選びましょう。
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USB-CとUSB-Aで使い分けるなら:Samsung T7 Shield 1TB
USB-C接続のケーブル式SSDで、国内向け型番はMU-PE1T0S-IT/ECです。USB-C―CとUSB-C―Aのケーブルが付属します。IP65準拠の防水・防塵性能もありますが、水没やデータ消失を防ぐ保証ではありません。仕様と条件はSamsung国内正規代理店の製品ページに掲載されています。
向いているのは、USB-CのノートPCを使う方や、大きな動画ファイルも扱う方。公称速度を生かすにはPC側も10Gbpsに対応する必要があります。USB-Aだから遅い、USB-Cだから速いとは限りません。対応端子がないPCで速度だけを理由に選ぶと、差を生かせない場合があります。
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リンク先では容量・型番・販売元・付属品・保証・納期を確認してください。価格と在庫は変動するため、この記事には固定価格を掲載していません。
購入前に、USBの「形」と「速度」を分けて確認する
USB-A/USB-Cは端子の形です。PCの仕様表にある「USB 3.2 Gen 1」「Gen 2」「5Gbps」「10Gbps」などの表記も確認します。T7 Shieldの最大速度には対応するPCとケーブルが必要で、Samsungの取扱説明書にも接続条件が示されています。
- まず付属ケーブルで接続する:手元のUSB-Cケーブルが充電中心の製品やUSB 2.0対応品だと、SSDの転送性能を生かせません。
- ハブを通す場合はハブ側の仕様も確認:SSDだけ高速でも、接続経路の途中に低速な機器があると制限されます。選び方はUSB-Cハブの転送速度・給電・接続条件の確認方法で整理しています。
- 形が合わない場合は購入前に整理:必要な変換アダプターやケーブルの費用も含めて比較すると、買い足しを減らせます。
購入したら「移動」ではなく「コピー」で残す
PCからSSDへ移したあと元のファイルを消すと、残るのは1か所だけです。バックアップ用ならPC側の元データを残し、SSDにもコピーを作ります。SSDに普段の作業データを置く場合は、さらに別のドライブやクラウドなどにもコピーを確保してください。
- 新しいSSDを接続し、エクスプローラーで保存先のドライブを確認します。
- 写真や書類のフォルダーをコピーして貼り付けます。最初から「切り取り」や元データの削除はしません。
- コピー完了後、SSD側の写真や書類をいくつか開き、必要なファイルが保存されたか確認します。
- 作業が終わったら、Windowsの取り外し操作を使ってから外します。具体的な案内はMicrosoftの安全な取り外し手順を確認してください。
毎回の手動コピーが負担なら、Windowsの「ファイル履歴」も選択肢です。外付けドライブへ個人ファイルの履歴を保存する機能で、Microsoft公式の設定手順を確認できます。保存対象と最終バックアップ日時を確認し、必要なファイルが対象になっているか確かめましょう。ファイルのコピーだけで、Windowsやアプリも含むPC全体を元どおりにできるわけではありません。
SSDを買えば、今のPCの不調も直る?
外付けSSDを買うだけでは、PCの故障やファイルシステムのエラーは直りません。読み取りエラーや切断を繰り返している場合は、購入や大量コピーを先に進めず、ストレージエラー時のデータ保護と確認手順で状況を整理してください。
通常のバックアップ用なら、まず保存量に余裕がある容量を選び、PCの端子に合うモデルを選ぶ。この順番で絞ると、必要以上の速度や容量に予算を使わずに選びやすくなります。
仕様・国内向け型番・参照先の確認日:2026年11月1日。販売条件は購入時の表示をご確認ください。